Go Westな日々 |
釜ヶ崎チームが善了時で発表ということが決まり、自分が一番初めの大事な役に任された時は不安もあったけど自分達で面白い発表会をやるんだという期待も大きかった。
準備が着々と進む中で、発表の一週間前ぐらいからちょっとモチベーションが下がっていた。というのも、自分が釜ヶ崎の発表会の中でやろうとしているパフォーマンスが、その場を盛り上げることはできるかもしれないけど、毎日毎日寒い中で厳しい生活を強いられている人達が生活している釜ヶ崎という、特殊な場所を利用して面白いことをやるということにものすごく抵抗感があった。 以前に美奏が白金でやったGW発表会のときに先生から、「それを釜ヶ崎のおっちゃんたちの前でできるのか」というようなことを言われていたが、それと同じように遠い世界(自分の中では近い存在になっていたとしても)のことのようにやるということに対する抵抗感。 いろいろ悩む中で、今回の自分の役割は発表の入りとしてGWメンバーがいかに真剣にやっているかを伝え、そしてみんな緊張している中でまず自分が一番恥ずかしいことをしようと思った。 そして第一部発表終了。 何とか無事終わる。 とりあえずやり遂げたことにみんな安堵する。 ほんとにみんなと始めてあったときからずいぶん変わったなーと実感する。 第二部では、住職が言葉にならないほどうなずける言葉があったといっていたが、まさにそうだった。 書き出したらきりがないので、特に印象に残ったことといえば「生身の人間の持つ、本物の感情と関わっていく」ということだ。 自分達が普段似たもの同士と繋がってしまいがちで、それは一見楽だがよくよく考えてみるとその人のことを知っているようで知らないことが多い。それは相手のことを考えなくても済む、まさに双交通の付き合い。 住職は生身の人間と毎日関わって行くことはほんとにしんどいことで、マイさんがすごいと言っていたが、その気持ちはすごい分かる。でもそのつらさを分かっていながらも、関わり続けていくことが大切で、それによって「生」に対する感度が上がるんだと思う。 このブログをアップする前に、先生から送られてきた一年生の感想文を読んで、自分が発表会の前に抱いていたモヤモヤはちょっと消えた。 自分のパフォーマンスで一般的な発表会のイメージを壊し、GW的空間を作る一要素になれ、さらにダンボールからちょっとでも釜ヶ崎を想像したと書いてあった。 あの瞬間にあの場所にいた人にとって何かしら意味があったなら、改めてやってよかったと思う。 純一 ■
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by gowest2008
| 2009-12-07 20:04
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