Go Westな日々


GoWest2008農とアートと贈与の旅から始まった私たちのGoWestな日々をつづる
by gowest2008

Go 農th 小原家編

9月18日から19日までの二日間、新潟は長岡の米農家の小原さんの 家に泊まり、稲刈りの手伝いをしてきた。
事の発端はその一週間前。 明治大学でおこなわれた水俣展にGWの黒澤君とかなちゃんと行き、その帰りに呑んでいたときに猪瀬先生から電話がかかってくる。
先生が農者大の卒業生の小原さん家にいて、稲刈りの人手が足りないから来てくれないかという話だった。

それに対し、酔ってた勢い&求められたら断れない性格のため即答した。
「それは自分が適任ですっ!!」(これが後々小原さんにいじられるネタになる)
そして話はふくらみ、黒澤、かなちゃん、そしてその後農園で話した千尋もいくことになる。 前半組が黒澤、かなちゃん、後半組が自分と千尋という風にわかれて行くことにした。



小原さん家は400年続く農家で、小原さんはその15代目。家は長岡駅から車で30分ぐらいのところで、川沿いに家がある。家に併設して作業するところもあるけど、100メートルぐらい離れたところに、巨大な機械が並ぶ作業場がある。
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小原さんいわく、家族経営でこれだけ大規模に米を作っているところはほとんどないと言っていた。
実際に機械や畑を見ても、自分の実家(兼業の米農家)に比べてすべてがビッグだった。
自分たちがいた二日間でやった作業は、米の袋詰めや、稲刈りの手伝い、袋に入れた米を再調整するために機械に入れ直すというものだった。

再調整というのは、機械で行う米の選別の設定をより厳しいものにして、質の良い物だけを残すというもの。品質によって、一等、二等のように農協で分けられる米は、その等級によって大きく値段が変わるので、一度袋詰めしたものをもう一度開けて、二等だったものを一等になるように行うというものだった。


選別、籾すりした米を袋詰めして、それをパレットにのせる作業
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「三男」は米袋を乗せると腰ぐらいの高さまで持ち上げてくれる優れもの。(もっと高くまで持ち上げる次男、長男もあるらしい)
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写真の田んぼは酒に使う用の米。
遠くまで見渡せるから、空が広かった。
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夕食
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新潟の銘酒、越乃寒梅を買ってきてくれた。
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千尋二日酔い
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昼食後の昼寝。川の字!
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コンバインが泥に埋まって作業は夜まで難航した。
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話が変わるけど、小原さん家に来るちょっと前に、自分は千葉の東金というところに行ってきた。そこは若くして新規就農した人が始めた農場で、研修生もたくさんいた。そこで稲刈りの手伝いをしたんだけど、全部手で刈って、それをはざかけという昔のやり方を体験した。
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そこで作られた米や野菜は提携した消費者に直接届けたりするので、見沼の福祉農園のように自給のためだけにつくるのとはまたちょっと違うのかもしれないけど、作業している感じや、その場所の雰囲気に見沼の農園に近いものがあった。
農的生活を楽しむという感じだろうか。

一方小原さん家はそういう場所とは違って、大規模な田んぼに、効率的に作業が進められるための大型コンバインや近代設備が整っていた。
農業の一言で言ってもその幅の広さを実感できたという意味でその二つを連続して行ったのは面白かった。

 小原さん家でやった仕事の最初の感想は、同じ作業をずっと繰り返し、機械の音がうるさくて話も出来ず、直接米に触ることなく、機械のスピードに合わせて人間が動かなくてはいけないという感じだった。効率ばかりが追求されていて、大規模化が進んでる農業っていうのはこんな感じなんだなってネガティブなことを考えてしまった。

でもかなちゃんもブログで書いていたことに共感して、それに近いことだけど、二日間が終わってみての感想としては、東金や見沼の農園とはまた違った良さがあったなと思った。

上の写真にもあるように、2日目の夕方にコンバインが泥にはまってしまい、夜遅くまで作業をした時があった。雨が連日降っていて、やっと晴れた合間に刈り取りを終わらせないといけない田んぼがあったので、家族がみんなが必死になって協力しあっていた。
小原さんいわく、今年ベスト3に入る大変な日だったらしいが、ほんとにつらかった。米俵を担いで闇の中を何往復もした。
そしていつも優しいお母さんも最高潮の怒りモードに達していたらしい。


でも晩御飯の時間になって、そういうしんどいことも全部笑い話になっちゃっていたし、みんなの充実感もすごくあった。

あれだけおおきな田んぼだと責任や大変さがそれだけ多いとは思うけど、そういうのも家族で酸いも甘いも分かち合ってやっているから、そのバランス保ててて、自分たちがとても居心地良く2日間を過ごせたなって思った。

あれがもし家族経営じゃなく、労働者を雇って、仕事が終わればお疲れ様という関係だったら、工場とかの労働とあんまり変わんないのかも知れないなとも思った。

自分が直接聞いた話ではないけど、千尋がお母さんから、うちは法人化や人を雇いたくはないというようなことを言っていたと聞いたけど、なんとなくその気持ちが分かったような気もする。

それに、農家が減っている中で、辞めていく農家の土地を借りたりして、こういう大規模にやっている農家がいるから日本の食が支えられているんだろうなと思った。

お父さんは仕事モードに入るとちょっとこわかった。でもそういう真剣に農業をやっている人のかっこよさにも惹かれた二日間でした。



次はスノボーをしに新潟に行きたいと思います。笑

純一



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by gowest2008 | 2010-09-28 16:14
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