Go Westな日々


GoWest2008農とアートと贈与の旅から始まった私たちのGoWestな日々をつづる
by gowest2008

こころのたねとして at白金高輪 

わたしの言葉で「こころのたねとして」を説明するなら、「いつも通っている道、無言ですれ違っている人と、もう一度出会ってみよう」だと思う。


わたしが白金と関わりを持ったのは、この前の1月の餅つきだった。
それまで白金高輪は、大学の校舎がある場所って認識。

片道4車線の道路、そこをびゅんびゅん走る車、聳え立つ高層ビル、芸能人のいるマンション

でもそんな通りから1歩はいれば、
実は狭い路地には古い家と町工場が広がる風情を感じる町。


聞き取りは2月1日から。
わたしの聞き取り対象者は商店街の電機店の大社長さん
今電機店は息子さんにまかせている。

お歳は85歳
どっしりとした雰囲気としっかりとした語り口
「昭和と同い年なんだよ」っていうのが、印象的だった。

自分の住む町に対する思い
戦地へ赴いた時の話
戦後の経済成長
「いい」時代
区画整備
再開発

なんでもない調子で語られる 「生き残ったのは運が良かった」 「育った家の上は今大通りになってるから」って言葉。
自分の身に置き換えたとき初めて、その重みを知った。

聞き取りを終えてから詩を作るなかで、頭のなかに焼け野原から再生してゆく東京の町並みのイメージが、すごい勢いで湧いてきて

その瞬間
白金はわたしの中で「ただ大学がある場所」ではなくなって、知っている人の住む顔の見える町になった。


当日、冷たい突風の吹くなか

チラシを見て足を立ち止まってくださる方
プロジェクターから白壁に映し出される昔の写真を目を細めて見ている方
「○○さんもいるなら」となかに入ってくださる方

四の橋市場は大賑わい。

詩を朗読しているときも、頷いたり「うんうん」と相槌を打ってくださる方がいて
本当に嬉しかった。


初めてのこたねで勝手も分からず、後悔していることもあるけど
アドバイスをくれたGo Westの仲間や、場をかしてくださった四の橋市場の八百屋さんと鳥彦さん、協力してくださった志田町倶楽部の方々、聴きに来てくださった方々、何より聞き取りに協力してくださった方々に、こんな素敵な機会を与えていただいて、わたしは幸せだなあ、と思った。


そして、白金が、こたねが、わたしを構成する一部になった気がしたのでした。


もろずみちひろ
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by gowest2008 | 2010-02-14 17:54
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