Go Westな日々


GoWest2008農とアートと贈与の旅から始まった私たちのGoWestな日々をつづる
by gowest2008

こころのたねとして 2010.02.07

こころのたねとして白金高輪

私がお話を聞かせていただいたのは、婦人会の元会長のおばあさん

日が差す窓辺に腰かけて、昔の様子を話す姿は、とても穏やかで。
素敵なおばあちゃんだなあという第一印象であった。

話が進んで、写真を見ながらまた質問をしていると、
「あたし、昔はおてんばだったのよ~」というから驚いた。
屋上で先輩に売られたケンカを買って、大乱闘したとか。
朗らかな中にも見え隠れする、お茶目な雰囲気。


「昔はね。苦しかった時代があって…。」と戦後の話をする姿から、
時代の苦しさも厳しさも全部乗り越えてきたという、たくましさみたいなものを感じた。
私は話を聞いて想像することでしかわからないけど、

その細い腕に、地域の子供たちを抱いて。
婦人会の子供たちを公園に連れて行った手。
定例会で、婦人会の会員をまとめあげる声。
80歳の今でも少しも曲がらない腰。
「今だって、いろいろ見つけんのよ。楽しみを。」
女の強さって、こういう聞いてる時のことばの端々とか様子にあるのかなあと思う。


当日。
とても風が強く寒い中なのに、おばあちゃんが来てくださる。しかもお友達を連れて。
嬉しかった。
ビラを配って、歩いている方にもお誘いすると、
「あたしも婦人会だったのよ」
といってのぞいて行ってくれる方がいる。

発表するときに、舞台裏では、りかさんや出番を一緒に待っていたしずか、ちひろが声をかけてくれる。
笑わせてくれたりゅうすけさんのおかげで、緊張もほぐれたり。
一年生も寒いところで、受付しっかりやってくれてたり。
自分が発表したからか、すごく達成感はあるんだけど、
周りにいる人にすごくすごく助けられているんだ、一緒に作っているんだということ
改めて気づくことができたと思う。
ありがとうございました。


何よりも商店街の方、白金地域の方、志田町倶楽部の方々に
感謝を伝えなければ。
一緒に働いた方々、みんなにありがとうと言わなければ。


9日。
お礼のご挨拶とお借りしたアルバムをお返しして、こたねを清書した色紙を渡す。
昼下がりにお邪魔したら、娘さんがちょうどいらっしゃっていて、一緒にお話をした。

「あたしが高校生まではこれ乗ってたっけね?」
昔の写真をゆびさしながら、娘さんは問う。

「そうだったんじゃないかなあ、あたしがわかいころは…」
と目を細めてこたえるおばあちゃん。


親子のそんなやり取りの中にも、地域と記憶を結ぶこころのたねが
播かれているような気がした。


実はまだ初めて会ったときから3回目なのだが、
「今度は家にある大正時代のお雛様に見に来てね」
「絵葉書のたかでら先生の奥様とは、毎週金曜に会うからよかったら」
といっていただいたり。

このこたねで生まれたご縁は、温かく、親戚のおばあちゃんに会っているような
つながりに感じた。
まだうまく言えないのだけれど、これからさらに白金地域につながるように、
これっきりにならないように、
と思った日であった。


やまがあずさ
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by gowest2008 | 2010-02-10 23:57
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