Go Westな日々


GoWest2008農とアートと贈与の旅から始まった私たちのGoWestな日々をつづる
by gowest2008

渋谷のまちと戸塚のキャンパスで

昨日はGO WESTとは何だったのか、あるいは何なのかの講義を渋谷の宮下公園そばの路上で実施。

みんなでダンボールを探したり、食べ物を持ち寄ったり。すぐそばを通る人の視線を感じたり、時折風向きによってゴミの匂いがしたり。ゴミの匂いはしなかったけど、GO WEST展を思い出した一時だった。

話を聞きながら自分の考えにひたろうと顔をあげると渋谷のビルや真っ黒な空が見えるのがなんとも不思議だった。

途中参加だったのと、あの空間に圧倒されていたのと疲れで講義内容はほとんどちゃんと聞いてなかったけど、人は固有名と一般名を持っていて、GO WESTで出会った人々は固有名だったという話は興味深かった。

また、一般名から固有名への交わりの変化や、固有名から一般名への交わりの変化もありうるというのも面白かったし、固有名に交わるだけではなく、一般名から固有名へ交わりを変化させていくこともGO WESTに求められる教養なのだと感じた。

郡上の高校生にアンケートを取るかという話が出ていたけど、まさに固有名と交わるのか一般名と交わるのかなのだと思う。アンケートを実施する場合、一般名から固有名へ交わりを変化させることが必要なのだと思う。

講義の後に行ったおでんやさんでは、最初はお母さんに圧倒されっぱなしだったのに、だんだんと話のテンポや雰囲気に馴染んでいった。

あの場所では固有名も一般名もぶっとんで、ただの人と人が交わっていた。名前や属性をはぎとった上で向かい合う「あわい」の空間。

例として農園を挙げていたけど、わたしにとっても農園はそういう場で、私自身の属性や"今まで"でも"これから"でもなく"今"が試される場である。もちろん"今まで"が垣間見えるシーンもあるけれど、農園に通うのは属性を越えて試される部分を鍛えたいという気持ちがあるのだと思う。

昨日の話はここまで。



今日は授業で「いのちの食べかた」(原作名は"OUR DAILY BREAD")を部分的に観た。字幕も音楽もないけれど、わたしたちが普段口にする食べものができるまでの過程を映したドキュメンタリー映画で一時期話題になった。

ベルトコンベアーで運ばれる大量のひよこ。

宇宙服みたいな装備をしないといけない農薬のかかった野菜。

一匹の雌牛に対して何匹もの雄牛を連れてきて、順番にマウンティングをさせて精液だけを取られるシーン。

あらゆる生き物の時間と空間を奪った上で成立するこの社会。

時間と空間を奪われた生き物たちは不安定化し、暴力化する。

自分の口に入る生きものたちがどんな生き方をしてきたのかを全然知らないことを痛感させられる。

先生の"幸せに生きた生き物はおいしい"という話。

農園で野菜を育てるのは、自分の口に入れるものを社会システムの中から、自分の手で取り戻す作業の一つなのかもしれない。

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かなた
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by gowest2008 | 2009-10-24 00:06
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