Go Westな日々


GoWest2008農とアートと贈与の旅から始まった私たちのGoWestな日々をつづる
by gowest2008

授業という形式によるライヴ・トーク#2のかなの感想

授業という形式によるライヴ・トーク#2
明治学院共通科目「日本・アジア研究 In Tokyo」ゼミ公開講座+Peace Research in Action公開研究会
「路上という劇場:販売×表現者と一緒に考える」

□趣旨
 本来、路上とは、人とものとが行き交い、立ち止まり、交わる場でなかったのか。話す場としての路上、遊ぶ場としての路上、学ぶ場としての路上、物をやりとりする場としての路上、表現の場としての路上、人と出会う場としての路上……。

 そんな路上がいつしか、ただ通りすぎるだけの場所に変わっている。<交通>が、ますます便利になり、ますます速く出発地と目的地を結ぶ。気づけば出発地も、目的地も同じような景観となり、気づけば目的地で出会う人々も、出発地で出会う人も、ごく限られたものになっている。その傍らで息をひそめる人々の存在を排除し、監視しながら。

 そんな時代に、もう一度、路上の可能性と多様性を考える。路上に生きる人々、路上を生業の場とする人々、路上で表現する人々と考える。
 路上で考える、そんな出会いと対話の場。

□話題予定
・「カニ販売は演劇である」、「バザール経済として、アメ横を見る」、「無秩序の場としてのアメ横の魅力」
・ありふれた空間をゆがめる表現活動について(たとえば、マンションの芝生で弁当を食べてみることとか、路上図書館のことなど)
・ビッグイシューとは何かの説明/新しい「屋台」としてのビッグイシュー販売(ストリートカルチャーとしてビッグイシューを見る)


□ゲスト・スピーカー
 岩楯磨州さん(上野アメ横の魚屋×インディーズ人類学者)
 仮屋崎健さん(こまどり社主+こまどり活動家、芸術家 こまどり社HP)
 越沢保幸さん(ビッグイシュー販売員)

□コーディネーター
 猪瀬浩平(明治学院大学国際平和研究所員)

□日時
7月7日(火) 13時~15時

□場所
魚らん商店会館(港区高輪1丁目 #養老の滝魚らん坂店隣)


……………………………………………………………………………………………
猪瀬先生の講義に出合って普段何気なく使っている道や場所に疑問を持ったり、発見があったり、見方が変わったり、公共の空間についていろいろ考える機会が多くなった。今回3人のお話を聞いて、みんな違う空間で人をターゲットにして自分のことを表現していることがわかったし、今は越沢さんやBIGISSUEに焦点を当てて話し合っているけど、今回話が聞けたこまどり社や磨州さんのやり方なども参考にしてそこで表現することの難しさをこれからもっと考えていかなくてはならないんだとわかった。


まず、こまどり社さん。去年の夏に初めて会ったとき、この人いったい何なんだろう?って思っていて。初対面は白いネグリジェ姿で、「ほっとするときはどんなときですか?」って質問したらいきなり犬が困っている時の絵を書き出したりしてほんとに不思議な人だった。だけど、この前のストリートフェスタや今回の授業でこまどり社さんを見ていると不思議なんだけど、近づきたくなるというか、フェスタの時もこまどり社さんの周りに人が集まってきたし(しかも似てない似顔絵書いてもらっても誰もいやな顔せずに帰っていってたし…)、あの独特な雰囲気に興味がそそるというか第1印象で感じたものと今は全く違うもの感じる。地面に座り込んで自分の持っているものを全部広げて、変な音楽もたまにかかっていたり、質問し
たことと別のことが返ってきたり、限られたスペースを全部自分で埋め尽くしているような感じがフェスタと魚らん会館の装飾から感じました。こまどり社さんの話で「路上図書館をしていて立ち止まってくれた人に本の話題を振り、それによって話が広がる」ってことをおっしゃっていたと思うけど、これがBIGISSUEで同じことが出来たらどんなにいいだろうなって思いました。やっぱり座りこむってことに意味があるのかなとも思います。


続いて越沢さん。路上でBIGISSUEを売っているときとは違う越沢さんを見れた気がしました。ホームレスになった境遇とか私だったらうまくみんなに話せないと思うし、話す相手を選んでしまうかもしれない。でも越沢さんが話してくれたことで、本人の病気や家族の問題もあるけど、行政の問題も浮き彫りになってきて、ホームレスになってしまう前に誰か手を差し伸べてくれる人はいなかったのかって少し複雑な気持ちになりました。
そしてホームレスのイメージ。怠け者だっていうイメージを持ったことはないけど、そうゆうイメージを誰かに植え付けられていたり、教わった人がいるから越沢さんが自分達はそうゆう風に認識されてしまってるっておっしゃっていたと思う。決してそうゆう人ばかりではなくていろいろな境遇の人がいて、仕事があればやる気がある人もいるっておっしゃっていたし、BIGISSUEの販売員さんを何ヶ所かで見かけたけどやる気のない人とか見たことないし、BIGISSUEは販売員さんの自立のお手伝いだけでなく、ホームレスの誤った認識をを取りさらえるような役割も果たしていって欲しいなと思った。
越沢さんの話の中で「路上から発信している」と「路上パフォーマーや他の販売員さんとの強い絆がある」っていうのが私も印象に残って、路上パフォーマーと手を組んで何か一発大きなイベントとか出来たら面白いし、通行人も影響あると思たんだけど、言ってみるのはすごく簡単。だけどそんなこと簡単に出来ないのが公共の場で路上の難しい問題なんだろうなって思いました。

最後に磨州さん。お客さんとのやり取りの話が面白かった。買っていくおばちゃんもおばちゃんでユーモアな人だと思うけど、売り手と買い手にばばぁ呼ばれしても許してもらえる・許せる関係がちゃんと成り立っていたり、値段が適当であったり、お客さんの忘れ物を次の日売ってしまったり、アメ横っていう商店街だから出来る売り方・買い方がすごく興味深かった。流れ作業でどんどんお客さんを流していくスーパーなどの量販店じゃ決して真似できないことだし。摩州さんの話で「売るのはパフォーマンス」と「流れにさおを指してよどみを作る」ってことがBIGISSUEでも出来たらいいのにって思いました。路上パフォーマーのようにBIGISSUEを販売して、よどみを作る存在になったら面白いと思うのに…

先生が始めに「道は人と物が動く場所でしかない」っておっしゃっていたけど、それが当たり前だと思っていた部分がかなりあって、でもそんな必要ってそんなにないんじゃないかって思えるようになって来ました。道を歩いている人は忙しそうにしていることが多いけど、路上で図書館開いたり、雑誌を売ったり、魚を売ったり、立ち止まれる空間も必要でそこからいろんな可能性が考えられると思いました。

最後に、魚らん会館にはじめて行ってみたんだけど、魚らん会館がどのような場所なのかを知らなくて、地球子供広場がどのようなものなのかもっと詳しくお話し聞きたかったです。
長くなりました。読んでくださってありがとうございます。
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by gowest2008 | 2009-07-16 00:49
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